昨日は寝坊したけど、今日はあちこちに寄り道する予定なので、5時半には起床して準備。

昨日の夜、ここに着いた時にはもう暗くてよく見えなかったけど、朝になってようやく、美しいチミケップ湖の姿が見えてきました。

チミケップ湖は、北海道三大秘湖のひとつで、観光地化されていない静かなたたずまいが魅力です。（なぜかキャンプ場に、湖畔を見つめる墓石が…）

朝御飯にも、昨日の夜にデザートで食べたとうもろこし「味来」を食べました。パッキングを終えて、七時過ぎに出発です。

キャンプ場から5分程ダートを走ると、いつかは泊まってみたい「チミケップホテル」があります。出発したばかりだけど早速停車。少々料金がお高いのでまだ泊まったことはないのですが、かわいいワンコと建物と一緒に、記念写真。

さて、今度こそ出発！

チミケップ湖を取り囲むダートを南に走りながら、時々停まって記念写真。綺麗な湖なので、ちょっと名残りを惜しんでいます。でも、先を急がないと、今日中に回りたいところはたくさんあるからね…。

道道51〜143を経由して、上足寄林道へ。途中で枝道の風達林道にも迷い込み、ダートを25kmほど走りました。とても走りやすい路面で、荷物を積んでいても安心して走れます。

眺めのいいところでバイクを停めて、一服。 今日も天気が良く、すばらしい林道＆ツーリング日和です。でも、すれ違うバイクは一台もなかったなあ…。林道ふたり占めです。

上足寄林道を抜けたら、これもすばらしい青さが魅力の「オンネトー」へ。

チミケップ湖も美しかったけど、このオンネトーがまたとんでもなく美しいのです。この不思議な、吸い込まれるような青さ…

このブルーが 、見る場所によってまた変わるのです。いろんなところでバイクを停め、いろんな表情を楽しみました。

なぜか、僕のほうが小さく見える写真が多いのです。腰を屈めちゃう癖があるらしい…。

続いて、阿寒湖畔に到着。 アイヌコタンの民芸喫茶ポロンノで、アイヌ流の「アマムカレー」を食べます。これ、すごく美味しかったよ。お勧めです。

阿寒湖です。まあ、ここは普通の綺麗な湖って感じですね。

さらに、摩周湖へ…今日は湖デーですね。本当は裏摩周湖展望台から神の子池、と回りたかったんですが、いくらなんでも時間的に無理があったので、第一展望台へ。霧が全然なくて、対岸までくっきり見えました。今さら婚期は遅れないはずなので、もういいんです。（男は出世が遅れるとか言うらしいけど…？）

もちろん、摩周ソフトクリームははずせませんね！

時間がなくなってきたので、R391をややとばし気味に南下して、釧路湿原の細岡展望台へ。 カメラマンの方が撮影に来ていて、「こんなにクリアに見える日は、年に数回です」と言っていました。ほんとうに綺麗に見えましたが、このあまりにも広大な湿原は、とてもカメラには収まり切らないのです。

R391を少し引き返して、僕のお気に入りの林道「広域林道・塘路線」へ。 もうあまり時間が無いとは思いつつ、どうしても行きたかったのです。湖が見えたと思ったら、森の中、そして平原へと、風景と路面が刻々と変化する楽しい林道（ダート19km）です。

平原に鹿の群れがいて、バイクの音に森の斜面へと駆け上がっていきました。少し遅れてきたkikiさんは見れなくて悔しがっていました。

林道を出た後はけっこう飛ばして、遅れを取り戻しました。予定の6時チェックインに15分遅れて、厚岸の「鈴木旅館」に到着。今日は今回のツーリングで唯一の宿に泊まる日で、キャンプは中休みです。

ここは旅館の見た目はボロ…いや、古めかしいのですが、料理が最高です。牡蠣鍋、蒸牡蠣、牡蠣フライ、牡蠣の茶わん蒸し？、そして生牡蠣…これぞ厚岸の牡蠣づくし！

おいしくてボリューム満点の牡蠣料理で、おかわりし放題の御飯もたっぷり食べて…

ほんっとに食べ過ぎて、まさか出てくるとは思っていなかったデザートのメロンはお腹に入りませんでした。さらに、斜向かいの部屋の方に毛ガニを頂いてしまったのですが、これも食べられず…。たっぷり食べた後は朝までぐっすり眠りました。今日はあちこち立ち寄ったなあ〜。